【ご挨拶】
北海道美深高等学校長 大 谷 健 介
本校は「誠実 自主 愛郷」を校訓に掲げ、地域を支える人材をはじめとして多くの優秀な人材を輩出して参りました。校訓の「誠実」には、人間生活の基礎を築くことを願う本校建学の精神が、「自主」には人として体得すべき自主・自律・自発・独立・責任・創造・情熱といった多くの精神を身に付けていくことへの願いが込められています。そして、「愛郷」には郷土の自然を愛し、郷土を理解し、郷土に貢献しようとする温かい連帯感に充ちた心情を身に付けることが求められています。本校生徒はこうした校訓を胸に学校生活を通じて人間性を高め、挑戦する心を醸成し、自らの可能性を広げております。
本校においては、基礎・基本の定着により、学習指導と進路指導を連動させて社会性を身に付けていくことを推進し、確かな学力を身に付けること、社会性を育てること、前向きな強い意志を持つことを目標としています。これらの目標を達成すべく、美深町より多大なご支援をいただいており、タブレット端末貸与、学習新アプリの提供、Wi-Fi環境の充実等、ICT機器を活用した学びが充実の一途をたどっております。
令和5年度からはこれまでの感染症の影響が少なくなることが推測されます。多くの制限のもとで行われてきた学校行事をさらに充実したものとして、また、この3年間、中止を余儀なくされてきた外部の方を招聘したさまざまな企画についても内容を精査し、本校生徒の探究的な学びへと繋いでいけるように進めて参りたいと考えております。これまでと変わらず、生徒や保護者の皆様、地域の皆様のご期待に応えられる学校として職員一同全力で取り組んでまいりますので、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。